2007.3.30

 社長挨拶 
  GHクラフトはおかげさまで1970年創業以来お客様からの大変良い仕事に恵まれて、挑戦に継ぐ挑戦でしたが今日まで事業を継続し成長してくる事が出来ました。 心からお礼申し上げます。

  従来の事業は、競技用ヨット・舟艇の自主設計製作製品・オリジナル製品で創業しましたが、陸・海・空・宇 の多くのプロジェクトを受注する事業でした。

  そのような中、2005年から長年の念願であったオリジナル製品をもって風力発電事業に参入する事を決意し、H17年度 NEDO産業技術実用化助成事業に 10KWダクト付き小型風力発電システムの実用化・事業化助成事業に応募、採択され 今年 H19年3月末 この事業を終了し、いよいよ製造販売事業に乗り出すところまでになりました。
21世紀の今日、地球規模の社会は、米国元副大統領 アル・ゴア氏の <不都合な真実>の通り、<まさに 危機に向かっている!>と私もこれは真実だ、と思っております。 私達は産業活動・モノ造り事業は、20世紀の延長線上で、はたしてこのまま継続して良いのでしょうか? 

  繰り返しになりますが、人々がエネルギーを使う文化的生活をする事、経済成長、などなどを20世紀のように継続していても良いのでしょうか?  

  京都議定書のCO2削減も守れず、目の前の経済的な収益を第一にした生産・経済活動が企業や国の活動で再優先事項ある時代はもう終わりにする時代を私達は迎えている、と思うのです。

  小企業である当社ができる事は<大海の一滴!>に過ぎませんが、最初に開発した10KW機を今2007年発売開始、続けて3KW機を来年2008年中にリリースを目指します。 これらの装置を太陽光発電などとハイブリッド化し、できるだけ早い時期に自動車並に生産しコストを下げ、自分達が使うエネルギーは自前で再生可能エネルギーから調達することで、地球環境を維持・持続可能社会にして行く時代にする事、その様に考え行動する必要があるだろうと考えます。

  現在の小型風車業界は、自動車で言えば100年前・T型Fordが出現する以前の状態です。 風車の性能・耐久品質・信頼性、最も大きな課題である価格は実用にはほど遠いレベルです。 それだけに当社はお客様のプロジェクトを通じて構築した今日・末来の自動車・航空機並みの造りこみ・構造・タフネス、信頼性などなどを盛り混んだ世界最強の小型風車開発を目指して来ております。

  残念ながら年間数百台〜数千台規模の生産量では 課題である<普及できる価格!>には程遠く、業界の価格帯にあります。 環境問題に対する高い志を持った先行ユーザーに甘えるような価格でしか今のところ供給できません。 

  需要の喚起と生産システムへの投資、国レベルの助成・奨励施策などなどに依存せざるを得ない商品ですが、少なくとも世界最高・最強!を目指し、開発費を投入した自信作ですので是非ともご評価の機会を与えていただけますようお願いします。

  さらにGHクラフトは、過去35年以上積み上げてきた先端複合材:Compositeの技術を用いて、次世代の大型風車ブレードにも挑戦したい! と考えています。 すでに当社は最新のEU設計(GL規格)300KWクラスのブレード試作から量産準備も行っていますが、課題が多々あると感じております。 この20世紀の延長線上であるコンポジット構造を21世紀スタイルに新化させる事ができるのは当社だ! と強く感じている次第です。

  その理由は、風車システムを実際に開発して深く理解できました。 風のエネルギーは風速の3乗に比例します。 微風から中風、強風へと変化すると風は凶暴になり大変扱いが難しいエネルギーだからです。

  これは普通の機械屋さんではとても困難です。自動車や飛行機を作るのと同じ扱いで風車システムを開発する事です。

  さらに21世紀の主要な構造材料となる(と私は考えている)炭素繊維複合材料:Carbon Fiber Composite の技術を高度に組み合わせる事で現在の課題を乗り越える事ができる! と考えておりますことから、GHクラフトは、環境に積極的な貢献をする乗り物や風車システム以外でも、必要に応じて何時でも先行して研究開発し、最先端の技術とアイデアを提供することで、皆様が今後必要だ! と思うビジネスに挑戦します。

  皆様のご支援をお願いします。
2007年3月末

(株)ジーエイチクラフト 代表取締役 木村 學

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